ディズニーアート展のみどころは?
みなさんは、ディズニーアート展を知っていますか。おそらくミッキーやミニーが好きな人であれば、会期中に一度は訪れたのではないでしょうか。
ディズニーアート展とは、2017年の4月から9月中旬までお台場にある日本科学未来館で行われていたイベントです。今年のキャッチコピーは「いのちを吹き込む魔法」。ディズニーらしい言葉ですね。
こちらで展示されていた作品には、1928年(昭和3年)にウォルト・ディズニーが作った『蒸気船ウィリー』の貴重な原画などがありました。とても90年近く前に描かれたとは思えない鮮やかな鉛筆画です。
また、この作品は世界で初めて上映されたアニメーションとしても知られています。実はミッキーの声もウォルト・ディズニー本人が担当しているのです。
ほかにも『白雪姫』や『ピノキオ』、『101匹わんちゃん』といった有名な作品の絵が紹介されていました。最近の作品である『アナと雪の女王』なども紹介されていましたよ。
特典は、会場だけで配られた初代ミッキーが描かれたうちわや、オリジナルステッカーなど。ファンならぜひ手に入れておきたいアイテムですね。
デジタルとアートの融合で新たな挑戦をし続けるテクノロジー集団「チームラボ」とコラボレーションした映像コンテンツも東京のみの展示。
この作品は、複数の原画を1つの動画としてつなぐことで、パラパラ漫画のように動かすといったもの。カラーのアニメーションに慣れている私たちにとって、モノクロの版画は斬新なものに見えます。
また、ディズニーの人気キャラクターと写真が撮れる「フォトスポット」など、最先端技術を駆使したコンテンツも人気を呼んでいました。
展示と同じくらい人気だったのがグッズコーナー。手書きのバンビが描かれたメガネケースや、レトロなミッキーが描かれた2枚セットのコースターなどが販売されていました。
こういった普段購入できない商品があるのも、ディズニーアート展のみどころだったといえます。
東京会場でのイベントは終了していますが、この後大阪、新潟、仙台といったように順次地方公開もされます。また、イベント自体は来年以降、今後も行われる可能性が。お近くで開催の際には、訪れてみてはいかがでしょうか。