デザインイベント情報まとめ

国内外で行われるさまざまなデザインイベントを紹介。過去の開催模様もお伝えします。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCHのテーマは「ふれる」

六本木ヒルズと同じく観光スポットになっている東京ミッドタウンでは、『デザインタッチ2017(10/13~11/5)』とよばれるイベントを行っています。このイベントは、2007年(平成19年)からスタートしたデザイナーのイベントです。日本だけではなく海外で活躍しているアーティストも参加しているので、普段あまり見かけない作品も見られます。

 

今回のテーマは、「ふれる」をキーワードにイベントが行われています。私たちは、デザインを見る機会はあっても実際にデザインにふれる機会は少ないですよね。このイベントでは、自分の手で展示されている作品に触って、変化を体験できます。ここでは、主な触れられる展示品について紹介します。

 

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1つ目に紹介するのが、六本木ミッドタウンの芝生広場にある「デジベジ」です。大きなビニールハウスにLEDライトをつけています。上には、空をイメージした電気が飾られています。オシャレにライトアップされた作品ですが、おどろくポイントはこれだけではありません。LEDに手を触れると、植えられている野菜や花が反応し、映像や音が広がります。いつもの雰囲気とは異なる作物や食べ物の姿をみられます。料金もかからないので、デートやファミリーで訪れたときは気軽に通り抜けてみてはいかがでしょうか。カラフルなライトアップも楽しめます。

 

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2つ目の展示は、ミッドタウンガーデンに展示されている「ものこころ提灯」です。名前にもありますが、提灯を利用した作品です。普段は飲食店などの軒先で見かける提灯ですが、ものこころ提灯は、人間を確認するとブラブラと動き出して灯りがつきます。人間のように「ココロ」があるのです。展示時間は11:00~21:00。提灯のすばらしさを体感してみていかがでしょうか。

 

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3つ目は、アトリウムで展示を行っている「つくることは、こわすこと」です。こちらは今年で誕生から25年といった節目を迎えるNTTドコモの作品。新たな「モノづくり」のためには、積み上げてきたものをあえて「こわす」必要があるときも。ドコモではスマートフォンの形をしたつみきを利用して、モノづくりに対するこだわりを表現しています。

 

ほかにもTokyo Midtown DESIGN TOUCHでは、自動車メーカーのマツダなどがこのイベントだけの作品を提供しています。東京ミッドタウンにショッピングや仕事で訪れた際は、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。